専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法
表紙の強烈なオバチャンキャラに惹かれ、また賃貸経営に憧れている向きもあり手に取りました。
内容は賃貸経営の儲け話やウマい話ではなく、苦労話やトラブルなど楽なことばかりではないことがきちんと書かれ、それに真摯に対応し解決し楽しんでいる筆者に非常に好感が持てました。
このような大家さんだと借家人も幸せかもしれないな、と思いました。
民事執行の実務 不動産執行編〈下〉
とかく抽象的な議論に終始し具体的イメージが沸きにくい手続法である民事執行法を,東京地裁民事執行センターの裁判官と書記官が,書式や記載例等を豊富に引用しながら,手続の流れに従って記述した実務書。近時の法改正を盛り込んで最新の内容にしたもので,まさに民事執行実務書の決定版である。不動産編2冊と債権編2冊から構成されるこのシリーズを持っていれば,不動産執行及び債権執行の実務で発生する問題はほぼクリアーできる。民事執行に携わる裁判官,書記官,弁護士,そして金融実務家に胸を張ってお勧めできる内容になっている。
元手300万円で資産を永遠に増やし続ける方法
こちらの本には小資本からでも不動産投資を始められる方法が書かれています。
その時代に合わせた投資方法に自分を変化させて行く内容がとても分かりやすく書いてありました。
リスクをなるべく少なく確実に増やして行きたい方にはピッタリの本だと思います。
他の本ではあまりかかれていないIT機器の活用法(iPhoneアプリ)等書かれている点でも参考になりました。
そして不動産投資の良い面だけではなく泥臭さや実際の労働についても書かれているのがとても共感できます。
中古木造の魅力について詳しく書かれているのでRC一棟ものが欲しい方には向かないと思います。あと都内立地派ではなく地方でも高利回り派の方にお勧めです。
今まで読んだ本の中で個人的に一番身近に感じ、実践できる内容が多く書かれていて最高のお勧めの一冊です。
友人知人に自信をもってお勧めできる一冊です。
この本を読むたびにモチベーションが上がり今すぐにでも実践したくて仕方がありません!!
理由 (新潮文庫)
東京荒川区の高層マンションの2025号室でおきた殺人事件を追ったルポタージュ形式のミステリー小説。
ミステリーといっても、ただ事件の謎の紐解きをする小説ではなく、事件に接点のある人々の過去から生活、考え方にまで焦点をあてて
詳細に描写しており、それぞれの登場人物が必然と偶然が絡み合って接点が生じ、一つの出来事に結びついてく様を見事に表現しています。
言い返せば、この事件の背景にはこれだけの要素があるということでしょうか。
また、この小説の中で、不動産に関する法律の抜け穴をめぐる争いや占有屋なる人たちがいるのを知りました。
小説の形式自体が異なりますが、
「火車」は、登場人物の生活や描写とミステリーがうまく融合し、
最後まで一気に読ませてしまうものがあったのですが、
「理由」は、登場人物の描写に重きがおかれて、
読者を休まずに読ませる小説のもつ勢いといったものが若干色あせてしまった感があります。