旅行人163号特集コーカサス〜アゼルバイジャン+アルメニア+グルジア
2012年9月に、ロシア国境に隣接する山間部を中心に旅してきました。グルジアに関する資料・本は少なく、写真と文でまとめてあるこの本は貴重です。ただ編集後記に2011年12月で休刊予定とあったのは残念です・、
ざくろの色(デジタル・リマスター版) [DVD]
アルメニア出身の映画監督。長編は4本しか残していないとのこと。本作発表後、いわれの無い罪で投獄されました。これに対し、フェリーニ、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、トリュフォー、ゴダールといった映画人が抗議をし1977年に釈放されたそうですが、その後も(旧ソ連時代)軟禁されるなど苦労の連続だったようです。
アルメニアの詩人『サヤト・ノヴァ』へのオマージュのようですが、最初に次のような字幕が出ます。
「18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの伝記ではない」
「詩人の幼年時代〜死」と8章に区切られ順に字幕が出ます。ストーリーを追うというより、次々に差し出される美しいイメージを受け止めていけばよいのだと思います。エキゾチックな音楽(アルメニアの民族音楽だと思います。)が流れ、時々短いことばと字幕が入ります。動く絵画のような、あるいは演劇性の強いダンスのような、とにかく(私にとっては)初めて見る作風でした。
そして、作品のイメージは美しいだけではなく、とてもピュアで健やかで悠久の時を偲ばせるものでした。宗教、習慣などが異なっても、底に流れる何かが私たちともつながっていると感じられ、画面から目が離せなくなりました。心がリセットされます…。(目の覚めるような赤をはじめとした色彩の美しさは格別です。)
※山羊を捌くシーンに「流血」が見られますが、表現としては穏やかなものです。私たち日本人が魚を捌くのとなんら変わりのないものとして受け止められました。普段、映画の「流血シーン」は人一倍苦手な私です…。
Live at Pompeii [DVD] [Import]
古くからあるソフトです。これを超えるものは今後もないでしょう。レコーディングされた時期も選曲も良いです。四人と監督、スタッフの気合を感じる映像作品です。
冒頭の「エコーズ」のタイトで生生しい演奏が特にイイ。また「神秘」は、「なるほどあの音はこうして出してたんだ」、などと発見が大きい作品でした。
メンバーの緊張感と、独自のサウンドに賭ける実験精神みたいなものが、ひしひしと伝わってきます。ホントあのころはイイ時代だったなあ。
ちなみに、ピンクフロイドって聴けば聴くほど、太宰治の作品みたいです。何か底なしの独り言みたいな・・・
華舞のつくるグルジアヨーグルト 1g*2本
ブルガリアヨーグルトのようなさっぱりした味と食感ですが、市販のヨーグルトよりもずっと美味しいです。種菌としては少々お高いですが、種継できるので、まあいいかなと思っています。カスピ海やケフィアが苦手だけど、ブルガリア系以外のヨーグルトを試したい人にはいいと思います。40℃24時間でゆるめにできますが、冷蔵庫に保存するとしっかり固まります。
Trail of the Falcon [VHS] [Import]
...paid tribute to Charles V of Spain, by sending him A Golden Falcon encrusted from beak to claw with rarest jewels..."
The Falcon was lost in time and a mystery begins when a beautiful but enigmatic woman shows up at the Spade and Archer detective agency. She gives them a story that is implausible; however they are well paid. This leads to the death of Archer. Who did it and why? The police suspect Sam Spade. Who do you suspect? As the story unfolds many suspects show up and the mystery of the missing falcon continues.
I will not go through the whole story However there is many well know actors and Hammett dialog.