Goodnight Moon Book and CD
アメリカ人がわが子に読んできかせる最初の本のひとつ。
私は娘が生まれたとき、(このCDつきではなく)うさぎのぬいぐるみつきでプレゼントとして受け取った。私の知るアメリカ人でこの本を読んだことのない者は皆無である。
特にすぐれた詩とも思えないし、絵も暗い感じなので最初は馴染めなかったが、なぜか娘はすぐに気に入り、言葉が話せるようになると絵を眺めながら暗唱した。もうずいぶん昔のことになってしまったが、部屋にある物について娘とあれこれ語り合ったこともはっきり思い出す。子育ての楽しい思い出として残っている。
詩なので意味がはっきりしなくてもいちいち気にしないこと。アメリカ人でもそう思うのだから。
MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 9 (ビッグ コミックス)
8巻にて、次号がラストだと知りショックでした。
あまりにも無理やり詰め込みすぎなラスト。大好きな作品だったので、昴たちの夢の共演をもっと色濃く堪能したかったです!
大好きな作品だっただけに、今までの昴の苦悩やらは何処に?と、端折った感じはないとは言えません!
エトワールになった昴が観たい!
個人的には残念なラストでしたが、大好きな作品なので、星4つです。
MOON. For Windows XP/Vista/7
Keyの原点。麻枝さんの世界観が垣間見れる。
本作は、閉鎖的宗教団体の施設が舞台なのだが、結構リアルに作られている。
怪死を遂げた母。その復讐のため、主人公の郁未は母が所属していた宗教団体の隔離施設へと潜入する。
宗教団体の名はFARGO。FARGOは"ある目的"のために信者たちに精神を強化するよう図る。
精神強化の装置は2つある。
ひとつはMINMES。過去の痛みを精神の一定の位置に固定させ、精神の強化をはかる装置。
もうひとつはELPOD。もう一人の自分と対峙させ、過去の醜態を回顧させることによって精神の強化をはかる装置。
MINMESやELPODの装置を使うシーン(基本的に毎日ある)における選択肢を完璧に正解させなければ、TRUEエンドが見られない。
主人公を含めヒロインは3人いるが、3人とも生き残って施設を脱出できるのがTRUEエンドである。主人公だけしか生き残れなかったり、主人公を含め2人しか生き残れなかった場合はNORMALエンド。主人公が殺されてしまうのがBADエンドである。
本作は"狂気"や"殺伐"といったシチュエーションの中、ファンタジー要素も交えているという点で他のKey作品とは異なる。
また、凌辱シーンや目をつむりたくなるシーンもある。
しかし、その中で人の心を温かくしてくれるような家族の絆を描くシーンや、この世界で本当に大切なものは何かと考えさせられるシーンもある。登場人物の一人である"少年"も本作の重要人物であり、彼に関する真実を目の当たりにした時には驚きを隠せられないだろう。
ぜひプレイしてみてほしい。
本当に大切なもの、そしてKeyの原点が垣間見れることは間違いないだろう。
MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 8 (ビッグ コミックス)
スバルの最後の試練は母親とのわだかまりだった。
踊るにつれハッキリするのは、スバルとミンミンとの差。
スバルも前に進む限り、ミンミンがスバルに到達するワケがない。
勝負するなら、違う土俵で勝負するしかない。
ただ、ミンミンが選んだのは、勝負ではなく伝えること。
弟やプリシラを介して2人のライバル心はより強まる。
強まることで、2人の絆も深まった。
ミンミンのジゼルはスバルに一体何を伝えるのか。
素直に謝ること以上の何があるのか。
次にスバルを襲う不幸が、おそらく最後で最大。
不幸を乗り越え、コンプレックスから開放されたとき、
スバルのバレエは完成する。
完成は同時にスバルの早すぎる成長の終わりを示す。
それにしても、ニコとの幸せエピソードがありましたが、
スバルの幸せはバレエと引き換えに失うために用意された
ような気がして素直に喜べない・・・
ムーンオフィシャルブック
知る人ぞ知る異色作、moon。
様々な住人がひしめき合うこの世界の全キャラクターを、関連するイベントの詳細と共に見開き2ページずつ丸ごと網羅されています。
ただしイベントの詳細といっても箇条書きではなく、ひとつひとつのイベントをまるで物語のように語ってみせるその描かれ方。物語を読むと自ずと答えが導き出されているという不思議。
確かに、単純に"○○をしてから○○をする"といったような無味乾燥な攻略文章はmoonというゲームには合わない気もします。
そしてこの本は攻略だけじゃありません。
冒頭の「FAKE MOON」のギャグチックな攻略ページ、キュリオの店の広告やパパスの最新漫画(笑)などの横道ネタも。
もちろんアニマルデータや奇盤データ、そしてMDデータは各作曲家さんたちの詳細なプロフィールやmoonで登場する曲についてのさらに細かい情報もあります。
また種明かし面ではスタッフインタビューを交えながらのmoonのさらなる謎、没ネタ情報などなど…
「ただの攻略だけなら攻略サイトを見る」という人にもオススメできる一品です。
moonが好きでたまらない人はこちらも是非。損はしません。