ドラマCD「Vassalord.」ヒエロクルスの迷夢
元々ドラマCDって苦手だったんですが、此方は最高に楽しかったです。トキメキでした!コミックの話に沿ったCDですが新しい楽しみがてんこ盛り!+ミニドラマが最高!買いですよ
AND
これはぼくのお気に入りのひとつです。軽快で元気の出そうなDISK1のほうでは、SOLID SWINGとか太陽風なんかが好きで、わりと落ち着く曲が多いDISK2のほうでは、WHAT'S UP!などが好きです。これは買う価値ありですよ。たまにお店とかでかかったりしますよ(笑)。
キカイダー02 (7) (角川コミックス・エース (KCA39-18))
深く、悲しく、苦しく・・・
ほとんど全ての面で石ノ森版を凌駕していたと思われる「02」だが、
最後の最後にきて、なんとも中途半端なかたちで終わってしまった。
いわゆる”大人の事情”でもあったのだろうか?
連載誌を転々とし、作者がやる気を失ってしまったような結末であった。
サブタイトルに「THE END OF KIKAIDER-02」と付けた
「イナズマンvsキカイダー 」との整合性も今ひとつ。
多くの問題や謎が解決されぬまま、唐突に未完成の最終巻となってしまったことは
今までのストーリーが素晴らしかっただけに、残念としか言いようがない。
一応、物語の趣旨というか、テーマは理解できる結末だが、
それならばなおさら一度は完全体となったジローが、なぜまた不完全となったのか?
このあたりをしっかり描いてほしかった。
かなわぬ夢だろうが、第6巻からの続きを完全版として再度描いてほしい。
機動戦士ガンダムMS IGLOO黙示録0079 (角川コミックス・エース 39-19)
ジオンの試作兵器の実践評価を行う部隊を描いた第3巻目。
連邦のボールに対抗するモビルポッド「オッゴ」が個人的には一番の見所でした。
モビルポッドが一番の見所というのが、この作品の泥臭さを物語っていますが、
そこがまた興味深いものです。
連邦がボールを作って物量作戦で攻めてくるのに対し、
ジオンがそのような安価な機体を作らないわけがないな、と
昔から思っていたのですが、やはり同じことを考え付く人はいるのだなと再認識。
ボールとオッゴの戦闘シーンは熱かったです。
戦場全体からみれば取るに足らない小競り合いなのですが、
そこにフォーカスして人間ドラマと絡めさせるのは流石です。
前巻からもそうですが、その話のニューフェイスは新しい試作機に乗るのですが、
ことごとく堕ちていきます。そのワンパターンさもまた一興。
最後に出てくるMAビグ・ラングはこれまたすごい。
頭にビグロを持ってくるという発想がまたなんとも言えません。
1話目もズゴックを流用したりと少しワンパターンな感じも。
読後も嫌な印象が残ることなく、すっきりと読み終えることが出来ました。
1年戦争のアナザストーリー物では良作の部類に入ると思います。