ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)
原作をプレイしていないので、せめて文だけでもと思い購入しました。
表紙は竜宮レナ。本を開くとブックカバーにおなじみの鉈のイラストがあります。
しかもその鉈には血がついているので覚悟しておかないと少し驚くと思います。
1ページ目はフレデリカ・ベルンカステルの書いた詩があります。
下巻にはありませんでしたが、綿流し編の上巻にも詩があったので、
各巻の上巻にベルンカステルの詩があるようです。
とても助かるのが「SEIKAISHA」ロゴプリントの入った青いしおりひもがついているので
しおりを用意しなくて済みました。文もサクサク読めます。
ともひさんのイラストはとても温かく、表紙も雛見沢の絵も吸い込まれそうな魅力を
感じます。この本の見どころはイラストがフルカラー、という点でもあるため、
それを存分に活かしたような作品になっています。
「嘘だッ!!!」のシーンがあるのはこの巻です。
前半はほとんど部活が絡んでいるので、とても愉快な内容になっています。
そのため、圭一が雛見沢の過去を知れば知るほど仲間との関係に
ヒビがはいっていくのがよくわかります。
原作かアニメを見ていればだいたいわかると思いますが、
おさらいだと思って買ってみるのもいいかもしれません。
イラストよし、ストーリーよし。
迷うことなく☆5つ!!
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(1) (Gファンタジーコミックス)
このマンガは他編に比べてまったりとしている感じで描写されています。1巻の最後にクラウドがでてきますがその不気味さとっともいいと思いますw
この物語をまったり系として捕らえておられる方2巻がでたら買ってください話しの豹変振りスゴイですよw
ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)
最初、詩があって、アニメでいうバット撲殺シーンの様子が軽く描かれて...この辺読んだ時点で「ちょっとイマイチかなぁ」と思いつつ進めると...
アニメしか見たことがなかった自分としては、会話シーンの会話が詳細になっていることにやや喜びのようなものを覚えた。
中盤はアニメにはない圭一のハーレム状態「俺は神になった」辺りが最高に面白く、読んでいても梨花ちゃんの「かわいそかわいそです」連発やレナの「はぅはぅ」「何でかな、何でかな」等特徴的なセリフが効果的で思わず笑ってしまった。
終わり頃から有名な「嘘だッ!!」のシーンに入り、時報 じゃなくて幸せな日常と不吉な未来を暗示するかのような圭一の秘密、レナ達の秘密が徐々に物語を不吉な方向へ運ぶようで、そこの雰囲気も抜群に良い!
とにかく、5です。評価は!
ひぐらしのなく頃に 綿流し編 (2) (ガンガンコミックス)
北條先生の描かれる女の子は、とにかくとても可愛くて魅力的です。
特に、園崎姉妹の可愛らしさと言ったら、本当に素晴らしい(笑)
ただ、だからこそ、どんどん悲惨さを極めてゆく内容には、余計にぞくりとします。
しかも、そこに恋愛要素が加わってきてしまった日には、もう…涙、涙ですよ。
実際に視覚で見ている分、例の『人形』のもの悲しさも、倍増。
そして、最後に余談ですが、圭一もこの『綿流し編』が一番美形に描かれていると思う(笑)
ひぐらしのなく頃に 第二話~綿流し編~ (下) (講談社BOX)
アニメやゲーム版と比較されていろいろ批評されているようですが、私はこの小説版がダントツに面白く感じました。
ゲームだとタルくて進められないし、アニメだと見てて恥ずかしくなる。けど、この小説版なら自分のペースで心臓をバクバクさせながら、スピード感を持って読み進められます。それにアニメで伝わらなかった笑える場面も小説ならスッと入ってきて面白さが伝わってきます。
断然小説版ですよ。
それに、これならオタクじゃない友達にも薦められるしね。