エリーゼのために~珠玉のピアノ名曲集
中学生の頃、クラシック音楽に興味を持ち始め、たまたま知り合いからいただいたのが、この‘エリーゼのために~珠玉のピアノ名曲集’でした。その頃はまだ、テープしかなかったので大切に聞いておりました。よく受験勉強の合間に聞いたのを思い出します。お気に入りは夜想曲やアラベスクで、気分が洗われるような、すがすがしい気持ちにしてくれる感じでした。もう一度童心に返ってあの頃の気持ちに浸りたいですね。そんな思い出がこの名曲集にはあります。
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
このような小曲や曲の一部が入ったCDが好きで「音のカタログ」などとしてLPで出ていたころから買い集めている。最近出始めた100曲のアルバムもついつい集めてしまっている。
それらの一般的なCDのまとめ方は、静かな、劇的な、精神的な、癒しの、楽しいと言った様な曲のイメージの分類をしている。そのために単体なら買わないようなCDも含まれてくる。
このアルバムは、分類方法はありきたりだが曲のイメージによる分類をしていないので1枚のCDの中からも賑やかな曲、静かな曲、その他のいろいろな傾向の音楽が飛び出してくるのが楽しい。それがこのアルバムの特徴ではないかと思う。
私とって、このようなアルバムに期待する第一の点は、高い水準の演奏をBGMとして聴ける事なのでその点で合格点をつけたい。BGMとして聞くにしても演奏の水準の低い物では1枚のCDを聞き通すのはつらいものがある。
6枚のCDはプラスチックケースに入っているがこれは上手く工夫しているのでCDの保管方法として参考になった(それを見るためだけに3千円を払うのはあまりお勧めではないが)。