聖者は夜やってくる 4 (ヤングキングコミックス)
心霊ものか、 サスペンスか、アクションものか、分類しづらいところです。
ストーリーは面白く読めましたが、何分最初に伏線が多かったので、
特に主人公とヒロイン?(どっちが主役か判別しづらいところですが)の恋愛が
尻切れトンボな気がして残念です。
グロテスクなような、振り切れてないようなところもあり、、、。
もう少し設定を明確にして欲しいかなと思います。
XENON-199X・R-(8) (リュウコミックス)
本来でしたらZとの直接対決の序盤となるはずの当巻でしたが
掲載誌と震災のためにものすごく中途半端なところで打ち切り終了しています。
最後の1ページの文字に悲しさを感じました。
当シリーズは世界観も絵も良くできていて楽しめます。
7巻までは、すでに完結している後の年代の話しである
「鋼」へ繋がる流れもできていたのですが、
本巻では急展開で打ちきりまでにまとめようとする意図がみえます。
眼の肥えた読者さんでしたら、本誌掲載時の当巻の1話を読んで
打ち切りを予想できるような話のすすめかたです。
7巻までは素晴らしく描き込まれていた絵も、当巻ではイマイチです。
とくにリカちゃんの表情の描き込みの変わりようには唖然としました。
いろいろな都合はあると思いますが、本巻の内容でしたら
7巻で黒部ダム損壊から街を救い伝説の鬼神となったところで
ENDのほうが個人的にはよかったと思います。
叶君に頭を下げる大統領なんて見たくありませんでした。