井田回転レシーブち~ちゃんのキラキラ動画館

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歴代レガシィのすべて (モーターファン別冊 歴代シリーズ 10) 何年か前にも歴代レガシィは出版されている、それの最新版であるので結構な部分で重々複掲載的な印象も受ける。
要は今までの単独発行の内容の一部を再録して、新型のFAターボ+αのページを追加したものである。
評価は微妙といわざるを得ない、出版社にとっては安上がりな一冊で好きな人はドウゾ的な感じである。
マイナー後の現行車の記事を期待するとガッカリするので注意。
新型に関しては、すでに廃版かもしれませんが、同時期に月間自家用車から出たマイナー後レガシィの本(モーターファン別冊にそっくり)のほうが、キチンと収録されています。
内容・編集ともにかなり良いものです、輸入車との比較対象車両も現実的な面は別としても面白かった。

高機動幻想ガンパレード・マーチ 自由度の高さが売りとされるゲーム。
実際、それは確かにそうで、好きな行動をとれる分相応の結果が返ってくる。訓練を怠れば戦闘には勝てず、浮気をすれば嫌われるわけである。
あえてそれを行う選択の余地が与えられているという点が斬新で、私もその部分に大いに魅了された。
ただし、ゲームという虚構の中で「自由」を与えられてしまうと、逆に「不自由」に目が向くのも事実である。会話や訓練、勉強等のほとんどはファジー入力によるもので、
やり方が分かれば作業のように感じる。キャラクターのAIも、自由の観点から見ればかなり画一的な印象を受ける。戦闘の配置を変える自由はあるが、
戦車兵や歩兵はともかく整備兵にはやりがいはあるのか(仕事にもやはり作業感があるので、戦闘に関わらない部署は全てこれに該当する)・・・等。
つまり、「自由に」何かをしようとすると、そこに本来あるべき「らしさ」が欠如していて実際は自由な選択が阻まれるわけである。
ただし、そういった欠点は技術により解決し得る部分が多い。GPMの欠点はバグの多さや、ライトユーザー受けしない点等、
技術的な点がほとんどである(なにせ、これはPSのソフトなのだから)というのは、やはりこのゲームのすごい所であろう。
また、もう一つの魅力としてストーリー性が挙げられる。これについては、知名度に不釣り合いな二次創作物の量を見れば、
いかにこのゲームのストーリーが人々の関心をひきつけていたかが分かる。緻密なストーリー=良作とは限らないが、これだけの評価を受けているということは考慮すべきだろう。

総合すると、いくつかの欠点はあるものの、それは当時の技術的限界に因るものであり、それを補って余りある長所を大いに評価すべき作品。是非ともリメイクして欲しいものである。

鉄(くろがね)コミュニケイション〈1〉ハルカとイーヴァ (電撃文庫)  ことはまったく知らない。アニメなんだか、マンガなんだか、それすら知らない。ただ、秋山瑞人という作家の名前で買っただけだ。

 夏休みのボーイ・ミーツ・ガールの完成形の『イリヤ』もすごかったが、一切人が出てこないのにあれだけ楽しく読める『の地球儀』もすごかった。

 話を秋山瑞人が考えてないのか(どうかはしらないけれど)、そんなことに違和感を覚えることはない。てゆうか、それで忌避していたら非常にもったない。これもまた傑作である。

 平均文章レベルがどうしようもないライトノベル界において、稀有な文章力。たぶん、今まで読んできたラノベ系の作家の中じゃ、この人、文章いちばんうまいんじゃないでしょう。

 おすすめ。

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