21世紀の都市像―地域を活かすまちづくり
人口減少、産業空洞化が都市のなりたちを根本的に変える21世紀に、
都市政策・公共政策がどう変わるべきか?
具体的には、なぜサスティナブルなまちづくりが大切なのか?
ということの理由が、非常によく分かる本。
非常に多様な分野の専門家により、多方面から説明されているので、
説得力がある(22人も書いている!)
21世紀に都市を輝かせる秘訣を紹介というウリもわかりやすい。
まちづくりの実務家にも、すぐ役立つまちづくりの方法の紹介も多数あり、
現場の行政マンから理論家まで、すべてに役立つ。
都市開発を考える―アメリカと日本 (岩波新書)
アメリカの都市開発(都市づくり)を様々な都市の事例を混ぜながら解説しています。
文量から入門書としての位置付けだと思いますが、とても親切にまとめられています。
初版が1992年ですが、今読んでも十分価値ある内容だと思います。
なぜ日本のデベがこんなにも収益を上げられているのかが納得出来そうです。
シティーズ XL 2011 日本語版 [ダウンロード]
同ジャンルの超有名どころといえば、SimシリーズやA列車ですね。
シティーズはシムシティとちがい、地面がグリッド単位ではありません。
そのため、道路のカーブの描き方は自由度が高く自然で変化に富んだ街づくりができる。
・・・のではあるが、ほとんどの住居や施設は正方形、または長方形なため、三角地やドット単位のズレができた場合綺麗にマップが埋まらないということになります。
一応、道路の敷く時に8方向オプションがあり、キッチリと90°45°と無駄なく配置することもできます。
結局びっしり配置すると、シムシティのように「田」のような四角い町が出来上がってしまうので、あえて崩しても楽しいでしょう。
シムシティに慣れていると、少々とっつきにくい感じもするかも。
ただし、シティーズのシステム・作法に慣れれば時間泥棒になること間違いなし。
最初はなかなかうまく行かなくとも、何がどれだけ必要なのかがわかってくると楽しくなってきます。
あっという間に1時間・・2時間・・・3時間・・・
チュートリアルのアシスタントが高田純次に似ているのもポイント?
シムシティとの作法の違いがざっとわかるので、とりあえずチュートリアルはやってみること。
ちなみに、ゲームダウンロード販売大手の「Steam」の方が安く購入できますが、あちらは日本語は入ってないはず。
英語が堪能ならSteamでの購入を薦めます。
都市・建築・不動産企画開発マニュアル2011-12 (エクスナレッジムック)
広く浅くのスタンスですが、凄まじく幅広い上に程々の深さがあります。
各テーマは見開き二ページに集約して600ページ超え、市場動向から各種法規まで基礎知識を網羅しているので資料作成の取っ掛かりに大いに役立つ。
企画開発マニュアルの名に嘘偽りは無いですね。安い買い物です。
来年出ればまた買いたい