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死にたくなったら、これを読め!
久しぶりに
止まらず一気に読んでしまった本。
涙が溢れて、
電車の中で困った箇所がいくつもありました。
「手を握ってくれる人がいるなら、その手を握って放さないことが大切よ。」
「格好つけずに、正直に話すこと。そして誠意を込めて、ただ謝ること。
そんなことだけで人生は明るい方向へと向かっていくんですよ。」
「ホンマに恥ずかしいことは、過去の自分の姿を理想だったと勘違いすることなんやで。」
「大丈夫や。頭のええ人が、お前の代わりに勉強してくれてるんや。
そういう人が会社作るから、お前はそこへ勤めたらええ。」(がばいばあちゃん)
「自分とは違う人生を歩んでいる人達と触れ合って、刺激をもらって生きる。
それが人生の楽しみってやつですわ。」
「やっぱり人に愛される前に、相手を愛さなければいけません。
『好きだ』と堂々と言えることが大事なんですよ。」
「自分を笑う余裕を持つことが、人生を明るくしていくんです。」
「夢はしょせん夢。破れたところで他の夢を作ればええだけ。」(がばいばあちゃん)
「ドアは自分で閉めているだけやから、簡単に開くんや。
ドアを開け広げるたったひとつの鍵。それは大切な人の顔を思い出すことです。」
「今、このときを大事にして、少しでも笑おうと行動して努力すること。
それこそが、私の考える人生やと思います。」
桜が満開です。
新年度が始まりました。
新しいスタートにもってこいの一冊です。
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佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
お笑いの人が書いた本だから、「ネタもあるだろう」と思いながら
店頭で本を手に取って、最初のページをめくった瞬間から、
「買って帰ってじっくり読みたい!」へすぐに変わりました。
確かに多少、これはネタかな?というくだりもありますが、
名言が多く、びしっと芯が一本通ったおばあちゃんの人生観には
読んでいて何度も感動しました。
1時間もあれば、さらっと読めてしまう本だけど、泣いて笑って
最後にじーんときた1冊で、これからも辛くなったときに、
何度も手に取って読みたい本です。
下手な人生指南の本より、ためになると思うし、すっと気持ちに
入ってくる本です。
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島田洋七 がばいばあちゃん講演会~笑顔で生きんしゃい~
講演会と言うので堅苦しいかな?と思いましたが独演会か漫談のようです。どうせ暮らすなら笑っていたほうが楽しいですね。何度繰り返し聞いても笑ってしまいます。