フットルース
やはり何といっても、脚本を担当したディーン・ピッチフォードが、全曲の歌詞も作ったというのが、この作品の持ち味だろう。1は、メイン・テーマとして超有名。2は、ウォークマンを聴きながらステップを踏む印象的なシーンに使われた曲。3は、あのエリック・カルメンのラブ・バラード。4は、日本でもカバー曲が出された、これまた超有名な曲。8は、サミー・ヘイガーのハード・ロック・・・という具合に、気合の入ったメンバー構成で、ティーン・エイジャー映画の決定版を作ろうという意欲が伝わってくる。もしかするとこのサントラ盤は、映画以上かもしれない。
泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(2) [DVD]
水原が本当にコワモテでひねくれていて、すごみがあって、近寄りがたいワルですが、スナックの階段から突き落とされても、河原でナイフを出されても、真っ向勝負の滝沢先生が大変魅力的です。
愛に飢えている水原が滝沢に心を開いていき、「俺よお、俺よお・・・」とすべてを言葉に出来ず泣きそうに言う台詞は、感無量です。
大映テレビ主題歌コレクション~TBS編~
昔見ていたドラマの主題歌で元気になれる大好きな曲でしたが大人になると曲名や誰が歌っていたのかも忘れていました…落ちこむ事がありどうしてもあの曲が聞きたいと思い調べてやっと見つけました。アーティスト別に買うと結構値段がかかるなぁ~と思っていましたが私にピッタリなCDをみつけました。このCDを聞きながら元気をもらい仕事に育児に頑張りたいと思います。ちなみに私が好きなのは…麻倉未稀・小比類巻かほると言えばあのドラマですよね!とくにポニーテールは振り向かないは大好きであの頃はドラムのステックもってまねっこしていましたね…友達と作詞作曲してドラマーみたいな事もしていました…ありがとうございます。
スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡 (光文社文庫)
現場を知らない戯言だ。
荒廃し切った高校が、一部活が少々強くなったくらいで簡単に変わるものではない。そんなこともこと細かく書いてもらわなければ想像できないのだろうか?
全国大会優勝した時のキャプテン平尾氏は本人の著書で「毎日無事に帰宅できるだろうかと不安であった」と当時の学校のことを語っている。
それでも、山口氏が赴任した当初と比べれば、教師達の努力と多くの生徒の変化で、部活の練習に熱心に取り組めるくらいには学校が少しずつ変わってきたということである。
最初の卒業生を更生させて卒業させられていないことが矛盾?優勝した時の部員は落ちこぼれではないから「落ちこぼれ軍団の奇跡」ではない?日記を最後まで書かせていないことに不満?
この作品はノンフィクションだ。嘘を書くわけにはいかないでしょう。いったい作品に何を求めているのだろう?
花園高校との大敗から勝利までがあっけなく書かれてあることが不満?
文豪吉川英治でさえ、宮本武蔵の剣術の成長を描けていない。山から下りたときにはすでに強くなっている。なぜか?なんでもそうであるが、上手く強くなるための日々の鍛錬は途方もなく単純で退屈なことの繰り返しである。そんなことを小説の中で描写していては読者は退屈に耐え切れず読むのを止めてしまう。そんなことは書かなくても分かるよね?という著者と読者の間の暗黙の了解があるから著者は書かないのだ。
小説は論説文や説明文とは違う。問題提起をする必要はないし、それに対する回答を出す必要もない。それは読者が感じ考えることだ。
何でも「クレクレ」「ないと不満」な大人が増えていることにこそ、現代社会の問題や教育問題が浮き彫りにされているように感じる。