カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書)
カブトムシとクワガタの行動生態本で、フィールドワークに徹しており、分子的な研究は全く紹介されていないので物足りなく感じる人もいるかもしれない。日本ではカブトとクワは雄同士が戦う生物の代表格といっても良いだろうから、あまり研究されていないというのは意外だった。ちょっと推測どまりの仮説が多いが、子供の頃に夢中になった人なら楽しめるはず。
面白かったところを幾つかあげるとー
他の動物でも観察されている通り、カブトのオス闘争の大部分は儀式的闘争で決着がつくらしい。興味深いのは、儀式的闘争ではツノの大きさが重要なのに、実際に戦うと体格で勝敗が決まりツノは関係がないらしい。つまりツノは「不正直な信号」なわけだ。でも不正直な信号は進化するのが難しいとされている。ツノが実際の強さを表していないなら、なぜそれで決着を付けるのだろう(本書と同時期にでたエムレンの研究では、角と体格には相関があって正直な信号になっているということだった)。
カブト♂は交尾後メスをえさ場から放り投げるが、クワ♂はしばらく付き添うらしい。著者は淡白なカブトと熱心なクワという風に描いているが、クワ♀は積極的に多回交尾するのだろうか。だとしたらその違いはなぜ生じたのだろう。カブトの方が交尾のリスクが高いのだろうか?
戦っては勝てない小型個体にも何か有利な点があるのではないかと飛翔能力を調べるために、ひもを括りつけてストップウォッチで時間を測ったり、地道な観察で捕食者を発見したりという苦労話も面白い。
立体図鑑リアルフィギュアボックス スタッグビートル (クワガタムシ)
虫が大好きな息子に購入。
足だけ別パーツになっているので組み立てが必要。
差し込んだままでは取れてしまうものもあるので、瞬間接着剤を使いました。
裏側が特にリアルです。
足のパーツにどう考えても変な向きに曲がっているものあり。
あと、なぜ足のパーツが順番に並んでいないのかも不思議です。
出来上がったものは息子にはそうとうかっこいいらしいので、星4つです。
カブトムシ&クワガタ百科: 生態、特徴、採集から飼い方まで (子供の科学★サイエンスブックス)
夏に小学四年生になるコにこの本を選びました。カブトムシやクワガタの生態、育て方、体のしくみなどがよくわかりました。中でも、クワガタの種類の見分け方が本人はとてもタメになったようです。本を通して昆虫と触れることで、コンピューターのゲームでは学べない事をたくさん学んだようです。とても暑い夏でしたが、おかげさまで収穫の多い夏休みを過ごせました。
メダロット7 クワガタVer. 特典 メダロットARトレカ付き
前作がかなりガッカリクオリティーだったので、今回つまらなかったら、ロケットカンパニー製のメダロットは切ろうと思っていたのですが、今作で見直しました。
メダロットファンであれば楽しめると思います。
あと、おまけのARカードそのものはうれしいですが、映像はかなりしょぼかったです。
メダロット7 クワガタVer. (特典なし)
クワガタVerをプレイ。
以下、本編をプレイした感想と主な仕様を中心にレビュー
■仕様・改善点
メダルは予め決められた得意スキル3つの合計でLV(レベル)が決まる。
得意スキルのパーツを使い込むことでLVが上がる。
特定のLVになるとブロンズからシルバー、ゴールドへとメダルランクが上がり、相性ボーナス値がUP。
殴る・がむしゃらは格闘、撃つ・狙い撃ちは射撃に統合されて
成長の偏りを気にして攻撃を選ぶ面倒が無くなった。
スキルLVは本編を進めるとリセットすることが可能になるので、
メダルの育成も気兼ねなく行えるようになったと言える。
3Dグラフィックで描かれたメダロット達は中々に格好良い。
戦闘での攻撃時・戦闘勝利時等にアニメーションで動く。
戦闘は敵に与えるダメージが大きく、パーツがガンガン壊れていきさくさく進む。
戦闘で勝利するとパーツが1個手に入るが
体感では未入手パーツが手に入りやすく、ダブる前に一式が揃いやすい。
パーツ一式が揃った時はメッセージで知らせてくれて便利
メダロット図鑑は3Dモデルのメダロットを回転させ眺められる。
イラストとの表示切替えは無くなった
街MAPは見下ろし型MAPから若干奥行き有りの左右スクロール型に変更。
ダンジョンは視点回転はできず、曲がる時に方向が自動で切替わる擬似3D。
序盤ではメダロットの組立、戦闘、構築に関して解説されるチュートリアルがある。
過去作でノータッチだった充填・冷却についても解説
WIFI・赤外線通信により他ROMとの通信対戦・パーツ転送(コピー)が可能。
ゲーム内のメダポートのある所まで行って行う方式で、起動メニューから行う事はできない。
WIFI対戦は勝った方が負けた方のチームが持っているパーツをランダムに1個入手。
あくまで負けた相手のデータのコピーであり、奪い取るわけではない。
前作と同様、八百長試合でパーツを集める取引が2chでは盛んに行われている
■悪い点
バグがあるらしく、進行途中でフリーズしリセットを余儀なくされた事が一回あった。
イベント戦は連戦イベントが多く、負ければ最初からやりなおしとなるのだが
勝ち抜きルールの時は敵が人数で勝ってるので不公平感が募る。
5章のイベント戦で手持ち4機+パートナー1機のメダロットで
12機(2連戦)のメダロットを倒した後、最後の一回戦でやられた時は気が滅入った。
もう少し上手い難易度調整の仕方は無かったのかなと思う
メダル進化なるシステムがあるが
メダルのランクアップ時、特定スキルのLVが一定以上になっている事が条件。
ランクアップ時を逃すと進化できない。初見は進化の存在すら気づかないまま終わりそう
コンビニで売っているパーツの存在意義が薄い点。
高いが、売っているものの殆どがロボトルかガチャで集まるパーツである。
カジノでコイン買う→ガチャコイン交換→ガチャ回す→出たパーツ売る
の繰返しでお金に困らなくなる点。
バトルはさくさく進むし、演出も程ほどでテンポが良い。
他、前作(DS)で問題のあった点が改善されているのは良かったが、
バグの存在、調整不足、高揚感よりストレスが溜まる展開が目立つのは残念