七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD]
日本が世界に誇る金字塔だ。この映画に5★以下の評価は有り得ない。好き嫌いだけで評価するなら別だが。
映画全編に漲る圧倒的な躍動感は、黒澤の全作品の中でも他に類を見ない。戦闘シーンのマルチ・カム、お得意のパン・フォーカス、黒澤=中井コンビの面目躍如と云ったところか。
ラストで、威勢良く音頭を取りながら田植えにいそしむ百姓達、急によそよそしくなる津島恵子(笑)、そして志村喬がぽつりとつぶやく「勝ったのは百姓たちだ、我々ではない・・・」土着の強さを強烈に印象付ける見事なエンディングだ。
メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦
まず言いたいのがこのゲームは戦争ではありません。ほとんどが潜入や破壊工作。どちらかと言えば007です。 戦争なのは序盤だけです。しかも作戦の半分くらいが単独行動。味方は居てもただただ「援護する!」の一点張り。たまには突っ込んでくれえ。ガンコやなあ(^.^)
他にも敵のマシンガンの命中率の異常な高さとか言いたいことはありますがこの辺で。
総合的には007好きな人には良いと思いますよ。シリーズとしてはヨーロッパの方が良いと思います。あっちの方が戦争さ満々ですよ。
EA:SY! 1980 メダルオブオナー 史上最大の作戦
メダルオブオナーシリーズのPS2番のデビュー作です、発売年がもう10年近く昔なので、グラフィックがいいとか、銃声がいいとかは期待しない方がいいです、この作品でもうヒーロー性が追及されています、プロローグのノルマンディ上陸作戦は当時のグラフィックとしては圧巻だったはずです、後にリメイクされていますし印象的なシーンです。じつはプライベート・ライアンをオマージュした部分が随所にあります。
たとえば・・
中隊長がよく見るとミラー大尉に似ている(髪が薄いところも)。
掩蔽壕の形が映画そのまま。
負傷した兵士を治療している衛生兵が、銃撃で死亡した兵士を見てドイツ兵に対して激怒する場面。
上陸した際に負傷した兵士と一緒に上がってくる2人組のアメリカ兵。1人は死亡するところも映画そのまま。
掩蔽壕に取りついたアメリカ兵の位置(映画ではその場所から狙撃する)
上陸前にゲロを吐くシーン。
海に投げ出された兵士が射殺される場面。
史上最大の作戦 (2枚組) [Blu-ray]
さすがの名作!
幼い日にTVで観て感動し、何度か再放送も観続けていましたがブルーレイ発売と知り迷うことなく購入。
最後に鑑賞したのが随分と前でしたから、新たな発見だらけ。最近の映画(例えば「ウルヴァリン」)でパロディー的に使われているシーンがあったのも発見できました。
ドイツ側も制作に入っているというのが本作ならではでしょうか。第2次大戦を扱った映画の殆どが、ドイツ軍を単純に邪悪な存在として扱いがちな中、当時の状況を見事に伝える「史実」を映し出しています。「パットン大戦車軍団」も好きな映画ですが、パットンを描くことには成功していますが「戦争の事実」は描き切れていないようにも思えます。
子どもや孫たちにも残しておきたい(見せておきたい)映画です。
EA BEST HITS メダルオブオナー史上最大の作戦&メダルオブオナーライジングサン
完成度の高いメダルオブオナーシリーズの2作をカップリング。
それぞれの最初のステージは「ノルマンディ上陸作戦」と「真珠湾攻撃」で、どちらも某映画を彷彿とさせ迫力満点です。
難易度はやや高めです。
欠点としては、まず酔いやすいこと。そして、ステージが進むにつれて、まるで007の様な単独潜入ミッションになっていきます。
なので、戦争に参加している一兵士、という気分は無くなります。
その為、どちらの作品も一番テンションが高いのが最初のステージ、という気がします。
あと、ライジングサンでは敵国が日本なので、当然敵は日本兵になります。人によっては嫌悪感を感じると思います。
ゲームとしてはとても面白いと思うので、以上の事が気にならなければお勧めです。