「トライアングル・セッション’99」ステージ1
「チャンス」としてアニメ化された作品の原点。アニメ版に比べると、ヒロインの名前と芸能界を舞台にしているという点をのぞいて、ほとんど共通点がないので注意。
チャンス―トライアングルセッション (角川コミックス・エース)
この漫画はアニメを見た人も
そうでない人も楽しめます。
読んでいると次の話がどんなのか
楽しみになっていきます。
この機会にチャンスを購入してみては?
チャンス・トライアングルセッション ヴォーカルアルバム 歌姫-DIVA-
申し訳ないですけど、楽曲に関しては、あまり納得していません。特にアレンジに関しては、あまりにも一本調子で、主人公のヒロイン3人の個性が、もう少し反映できなかったかと、改めて今聴いても、残念に思うことしきりです。さらに音質も、AVEXのカラーなのか、自分の耳には馴染めませんでした。
しかし、しかし、歌詞がすばらしく、アレンジの部分を補って余りあります。このアルバムの魅力は、作詞家にして、アルバムの仕掛け人でもある、松井五郎さんの詩による部分が大きいと思う。ボーカル曲の作詞は、全曲、松井五郎さんの手によるもの。主人公のヒロイン3人の個性を反映するのみならず、時代感のようなものを反映しているのには、当時感動しました。特に、(2)に関しては、「韻を踏んで畳み込むような歌詞が、昔のアイドル歌謡曲みたい」と思っていたら、最後までアルバムを聴いて納得。実はこのアルバムには、ボーナストラックが5曲あります(つまり全部で16曲入り)。うち3曲がオフボーカルで、1曲がオリジナルソング。もう1曲が(2)のアレンジ・ボーカル違い。アルバム内で、(2)がバージョン違いで収録されている演出意図については、ジュエルケースの盤面カバーを取り外すと現れる、隠しライナーノートに書かれてあります。
蛇足ながら、アニメ本編のエンディング曲(11)は、今時珍しい正統派アイドル歌謡で、今でも気に入っています。