新・キャプテン翼 第1巻 [VHS]
1983年にテレビ放送が開始されたスポーツアニメ「キャプテン翼」。全13話からなる本編「新・キャプテン翼」は全日本Jr.ユースチームが結成され、フランスで開催されるその世界大会での熱戦を扱ったストーリーだ。ファンにはたまらない作品集だろう。昭和版の漫画「キャプテン翼」全37巻でも小学生・中学生の全国大会とこのジュニア・ユース大会までを描いている。初回のタイトルは「翼よ翔け!世界への挑戦」(すべての作品には副題も付いており、なかなかのこだわりぶりだ)。
全国大会で3連覇を成し遂げた大空翼は、死闘ゆえの怪我から全日本の合宿に参加できず遠征にも遅れて参加する。第1話で最も興味深いのは強化練習を訪ねにいった翼と小次郎、松山、三杉らメンバーとの会話のなかのワンシーン。自分が好きな背番号を選択できるのに「10」だけは誰も着ようとしなかった。誰もが「10」は翼が背負う番号であると暗黙的に悟っていたわけで、個人的には本作品を通じて本当の意味での「キャプテン翼」が誕生したのではないかと思っている。全日本チームのまさに中心として逞しく進化してゆく翼の姿が克明に映し出されるからであり、「新・キャプテン翼」は「真・キャプテン翼」なのである。
西ドイツにサッカー留学したGK若林源三、フランスに旅立った盟友・岬太郎、そして師であるロベルト本郷との再会も本編の見どころの1つだ。大空翼の新たな挑戦がここに開幕した。
キャプテン翼 COMPLETE DVD-BOX 4〈中学生編・後半〉
小学生編後編と異なり、翼率いる南葛中は準決勝で北海道代表のふらのと対戦する(決勝では日向小次郎の東邦学園と対戦)。いわゆる「北の戦士」だ。私としては決勝戦よりもこの準決勝戦のほうに魅力を感じた。それは、ふらのを率いるキャプテン松山光の存在感にあらためて注目したからである。背番号10でポジションも翼と同じMFという設定のせいもあり、実に見応えのある試合展開であった。
北海道という北の大地はサッカーの練習には不向きな土地であるが、彼らはそうした悪条件を跳ね除けて勝ち進んできた。南葛と東邦学園という二大強豪チームに決定的に劣っているのは「得点力」であると判断した松山は、MFである自分が得点しうるためのロングシュート(通称イーグルショット)を完成させる。翼のドライブシュートや小次郎のタイガーショットほどの派手さや威力はないものの、手許で伸びるこのシュートは、雪国で鍛え抜かれた強靭な足腰から放たれた松山の豊富な練習量を端的に裏付けるものであり、ふらのはこのシュートで先制点をあげる。最後は、執念のドライブシュートを決めた翼ら南葛の勝利に終わったが、スポーツマンシップにも満ちた松山のはつらつとしたプレーは、多くの視聴者を惹きつけたのではないか。
ドライブシュートを渾身の力を込めて放った翼はそのままグラウンドに倒れかけるが、松山はその翼を抱きかかえ、「あのボールはお前自身だったんだな!」と賛辞を送る。この試合のふらのナインは、マネージャーが作成した白いハチマキをつけて登場する。その姿がなんとも凛々しい。「さらば北の戦士」のラストは、本試合を最後にアメリカに旅立つマネージャーを松山が追いかけるという意外と泣かせるシーン。自分が付けていたハチマキに縫ってあった白い刺繍(I Love you, Yoshiko)に、試合後の松山が初めて気付くという心憎いシナリオだ。松山光は立派な戦士だった。
新・キャプテン翼 第7巻 [VHS]
第6話「発進!J-BOYSサッカー」では、アルゼンチンの若き天才ファン・ディアスに10分そこそこでハットトリックを決められてしまうという実に苦しい展開。第7話も引き続きアルゼンチン戦が描かれる。3対0からの再開にもかかわらず、全日本チームはあきらめない。その姿勢はたしかになんとも微笑ましいが、やはり前半であっという間に3点先取されるシナリオからの逆転劇にはちょっと無理があるような気もしてしまう。だがコンビプレーを得意とする日本は、ディアスの個人技に依存する(ある意味で単調な攻撃)パターンとは異なり、入念なパスを繋いでの小次郎のショットだったり、翼との抜群の連携からの岬のボレーシュートだったり、かえって反撃における多彩な攻撃を見せつけてくれる。4対4同点からのハイライト、それは背番号24をつけた三杉淳のピッチへの登場とその活躍。本当に感慨深いシーンだ。
三杉自身はコーチとして招聘されており、おそらく彼自身も選手として試合に参加できるとは思っていなかったに違いない。監督の気配りが泣かせる演出ではないか。三杉のプレーはまさに圧巻であった。「蝶のように舞い、そして蜂のように刺す」プレーこそ彼本来の持ち味であり、まさに<フィールドの貴公子>のゆえんである。翼、岬、そして小次郎とパスを繋ぐなかに蘇る三杉とのかつての懐かしい思い出。ディアスと翼が交錯し空高く上がったボールに向かって三杉は舞い上がる。そう、18番のオーバーヘッドを決めるために。三杉が舞い上がる瞬間の映像をみて私はかなり興奮、いや感動していた。目に熱いものもあった。それは三杉という一流選手がピッチに立つまでに傾けた、想像を超える努力の軌跡を知っているからだ。三杉の決勝ゴールでアルゼンチン戦に勝利した日本。天才一人だけの力では勝てない、日本チームの素晴らしさが随所にみられた一話だった。準決勝の相手は地元フランス。それは次回で。
銀魂' 02 [DVD]
今巻最初に収録されてる「看板屋の看板娘はもう面倒なんで二枚の板と呼べ」は結構気に入ってます。
ラストのお登勢さんがキャサリンを向かえに行くシーンで涙しました。
お登勢さんの「まだまだ修業がなりないね・・・キャサリン」の台詞に何度も涙を誘われました(くじらさん演技上手すぎです)。
1話完結のものでしたが、ABパート丸々使って作られています。
雨の中、キャサリンと男の様子を伺ってる銀さんの演出は◎。
キャサリンを騙した男に報復しに行った銀さんがめっさカッコイイ(*^^*)
銀さんがトイレに入ってる所へたまちゃんが入って来たのには笑いました。
たまちゃん超可愛いです。
「メガネは魂(こころ)の一部です」「メガネじゃ見えないものがある」は、さっちゃんの不法侵入に怒った銀さんが、定春にやらせたとはいえ、さっちゃんの大事(?)なメガネを壊してしまい、銀さんが度の合わないメガネをさっちゃんに買った事で、始末屋の仕事を失敗したさっちゃんがお仕置き人に命を狙われる話・・・なんだけど、ただ必殺○事人のパロがやりたかっただけのような気がします。
あのテーマにのせてチャーハンを作り出す万事屋トリオに大笑い!
ラストは変身モノよろしく、さっちゃんがメガネから出てきたコスチュームを身に纏いお仕置き人全員に度の合わないメガネを掛けさせて倒します(笑)
鎖に繋がれた銀さんがヘタレだったのは、さっちゃんの見せ場を作ってあげたんだよね(*^^*)
収録の最後は「いつまでもあると思うな親と金と若さと部屋とYシャツと私とあなたと銀魂アニメ」といちいち長ったらしい副題をつけていますが、ただの総集編です。
203話でMADAOが歌った「ダンボールの神様」がフルで聴けます。
杉田さんがどっかで「立木さんに歌わせろ」と言ってたのが叶いましたね。
杉田さん良かったね、空知先生とサンライズが叶えてくれたよ。
「最終話・冷血硬派高杉くん」も入っています。