Journey: The Very Best of (Bonus CD)
またしてもDonnaのベストアルバムの登場です。これまでのベストアルバムと違って目新しいところは、新曲が2曲(That's the way, Dream-a-lot theme)追加されていることです。That's the wayはK.C. & the Sunshinebandのカバーかと思いきや、同名異曲でした。また、こちらのCDには5曲いりのボーナスCDがついています。こちらの方は既発表が3曲(I feel love 12" single mix, Hot stuff 12" single mix, This tiem I know it's for real 12" extended mix)、未発表が2曲(Dream-a-lot theme 12" extended remix, You're so beautiful the ultimate club mix)です。
この内容でこのお値段はお得かと思いますが、既にベストアルバムを持っている方にはあまり魅力的でないかもしれません。
ジ・エッセンシャル・バーブラ・ストライサンド
ベスト版はやりの最近であるが、中高年にとってのBarbaraと云えば彼女しか想い出せないであろう。彼女がジャズからポップス(この言葉も古いか?)まで、手広くこなす、絶大な歌唱力を凝縮して理解するにも適切であろう。デュエットで彼女が相手方を凌駕しているセッションもわかり、彼女自身の意図である「後世に名を残す」目標は充分に達成しているものと思う。よい音楽を聴きたいという初心者にとっても、大いに参考になると思う。
ホット・スタッフ~ドナ・サマー・グレイテスト・ヒッツ
5/17日に癌で亡くなったとの訃報を聞いて…昔のアルバムを引っ張り出して、涙してます。このアルバムは
ディスコクィーンの全盛期を網羅するベストなので初めて聞く人などには良いんじゃないでしょうか。
私もドナサマーの全盛期には聴いてなくて、she woks hard for the money〜フラッシュダンスの
Romeo辺りからなので、それからエイズ発言などでずっと低迷が続いて、87年のDinner With Gershwinや
89年にPWLと組んで復活した時はすごく嬉しかったのを思い出します。
Dinner With GershwinやRomeo、 Love's About To Change My Heartが入ってれば文句なしのアルバムなんですけどね。
「フラッシュダンス」オリジナル・サウンドトラック
音楽史の1ページを飾るアルバムと言っていいでしょう。
アイリーン・キャラの「フラッシュダンス」とマイケル・センベロの「マニアック」という2つの全米ナンバー1ヒットを出しただけでなく、隠れた名曲と呼ばれるドナ・サマーの「ロミオ」やフィギュアスケートでよく使われた「愛のテーマ」などの名曲がちりばめられたアルバムです。
このアルバムの一番の存在意義は、「映画サウンドトラック」としてだけでなく、音楽作品として高い評価を得たことにあります。翌年の「フットルース」にもその流れはつながっています。
特に、「Flashdance...What a feeling!」は、ビルボートチャートで6週連続ナンバー1を獲得した、1983年を代表する名曲となりました。今の24歳以下の人が生まれる前年に、このような素晴らしい、いつの時代でも通用する音楽作品が生まれたこと...是非、若い年代の人にも聴いて欲しいアルバムです。
洋楽ファンだけでなく、音楽ファンMUST Listen to のアルバムであることを確約します。
絶対にお勧めのアルバムです。