ハンサム★スーツ Blu-ray スペシャル・エディション
ブルーレイの評価ではないのですが、HD放送版を試聴。最初のタイトルが出るまでのプロローグの面白シーンを観ているだけでもウーンとうなってしまいます。この映画はとてもカラフルなキャストの衣装やちょっと現実ばなれした書き割りのようなセットを上手に使っており、アニメやコミックのセンスにあふれた実写映画になっているので、テーマのシリアスさとのアンバランスを楽しむことが出来れば実に楽しい作品です。 北川景子の登場シーンなんて最高。 一昔前の吉本の舞台を今のセンスで映画にした感じです。 テーマ曲のチープなのりの良さも活かしてます。 DVD版も持っていますが、映像の違いは歴然。 ファンなら買い換え必至の傑作です。
連続ドラマW 下町ロケット [DVD]
前から気になっていながら、観ていなかった連続ドラマ
放送はWOWOW 連続ドラマW枠全5話
原作は直木賞受賞作「下町ロケット」池井戸 潤 著
おもしろい!
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業と大企業の闘い
大企業であるがゆえの傲慢さや下請けいじめ
特許を取ったが、大企業に訴訟を起こされて、
中小企業の佃製作所は窮地に追い込まれてゆく
大企業の意図は、訴訟を長引かせて会社を弱体化させ、
特許ともども会社を吸収しようというもの
ここを乗り切ってゆく過程がもう燃える
しゃーーーっってなる
なんどガッツポーズをしたか
つまり何度も窮地に陥るんだこの会社
ああ…っ
モノづくりの夢と意地とプライドをかけた背水の陣
弱者の覚悟をみた
ドロドロしそうな内容なのに
なんだか爽やか
胸熱
企業の在り方、理念のお話である
また、宇宙を夢見るお話でもあるんだね
こういう話にはなぜか病気がつきもので←あはは
しかし泣かせのためではなくてちょっとひねりが効いている、効いてくる
大企業のモノづくりをする人の中にも
コツコツと誠実に作ってきたモノを認め、素直に感嘆する者がいる
大企業の中の宇宙航空部長が役員会議でみなを説得にあたる場面は
まるで大政奉還をせまり慶喜公に決断を促す後藤象二郎のような!
そしてその結果の連絡を待つ佃製作所の面々は、
大政奉還が成るかどうかジリジリと待っている近江屋に集まる維新の志士のような!
そんな高揚感なのである
大手企業として2つの企業が出てくる
ナカシマ精機と帝国重工
大手にありがちな尊大さは二社ともにあるのだが
佃製作所への関わり方、判断、決断が後々違ってくる
中盤以降、
佃の製品が部品供給に耐えうるものかどうか大手(帝国重工)がテストをする場面がある
このときはテストを受ける側だけが評価されるようにみえて、
テストする側もその公正さ、正しい目、姿勢をテストされている
人やものを評価するときは、自分自身を評価している、という一面を持つ
なんども繰り返しみてしまう
当初レンタルで視聴でしたがもう買うことに決めました
気持ちよくアップダウンできます
female [DVD]
本も買って読みました。私もこんな恋がしてみたいと思う物もあればかなり大胆な物まで色々な恋愛が詰まった作品だと思いました。
物語の合間にダンサーが踊ってるのは、少し刺激的でまた映画にスパイスを与えていた感じです。
私は、大塚寧々の女神のかかとが切ない感じがして良かったです。
ただ長谷川京子の桃に関しては、クレジットが納得行かなかったので星一つ減らしました。