パール金属 鉄製 北京鍋 33cm H-8983
大きいだけあって、かなり重いのですが、とても扱いやすい形になっています。洗うのもとても楽です。
火の回りもよく、野菜炒めなども、とてもおいしくできます!
人類がたどってきた道―“文化の多様化”の起源を探る (NHKブックス)
「知の遺産仮説」という新しい観点から人類の拡散の歴史を振り返る新進気鋭の生物人類学者の意欲作です。
「グレートジャーニー!」
およそ20万年前までに、東アフリカ・大地溝帯に成立していた現生人類は6-5万年前に出アフリカを果たし、
最後は700年前にニュージーランドに達して、南極大陸と1部の無人島の除いて地球上のありとあらゆる陸地に拡散しました。
他の生物種では決して見られない、信じられない位の分布域の廣さであります。
筆者はその人類拡散の過程を最新の科学的知見を元に克明に描き出します。
「もし、あなたが5万年前の地球に生まれていたら・・・・・・」との帯も実に意味深です。
その当時の(5万年前の)社会であなたは天才的な存在になれたのか。
「知の遺産仮説」がもし正しければ、必ずしもそうはならず、恐らくあなたは楽しくも平凡な人生を送る事になっただろうと筆者は予想する。
つまり、我々の5万年前の祖先は現代人と基本的に同様の知的潜在能力を持っていたとの仮説でございます。
奥深くかつ柔軟な知的能力。
それが現生人類の最も重要な特徴であり、だからこそ世界各地で地域文化が多様化した主張する。
「農耕は歴史としてはごく新しく、およそ12000年前に始まったに過ぎない。人類史全体の中で言えば、0.2%にしかならないものである。」(276p)
ここのフレーズは特に素晴らしい。
人類はその歴史の99.8%の期間、狩猟採取生活だった。これは争い様の無い歴史的事実です。
ヒトの遺伝子はその時代(旧石器時代)に最適化されているのは当たり前と言う事になります。
「我々日本人は農耕民族であり、お米を沢山食べるのが合っている。」との識者の御主張がむなしく聞こえますな。
「我々は余りにも速く食物(肉食から穀物食へ)を代え過ぎたのかも知れませんね。」とは宮本輝さんの御言葉です。
人類の拡散、ヒト本来の食とは、農耕とは何か、などに興味の有る方にお勧め出来る良作です。
科学的読み物としても大いに楽しめます。
味道 鉄製北京鍋27cm AD-656
料理をテンポ良く作ることが求められます。
行程を見直し、材料を用意し、旨い料理ができあがったときには
作ることが趣味にそして、食べられる事ありがたみが分かる・・・そんな気がする。
油の使いすぎには注意です。ぽっちゃりします。
北京原人の日 (講談社文庫)
途中で読むのが止められなくなってしまった。面白い!
ミステリー好き、歴史好き、戦争好き、策略好きは読むように!
途中、なんで主人公達はこうしないんだろうとヤキモキしながら読みました。
あきさせない展開は、見事としか言いようが無い。
これが本当だったら(ちょっと突拍子も無い事だけど)凄いなぁ〜
まったく凄い!凄いとしか言えない(笑)
とにかく読んで損は無いと思う。
私が学生時代にこんなの読んだら、歴史マニアになっていたかもしれない・・・