夜をあなたと・・・~Song For You~
実に良い。
Vo、G、Pが見事に調和して、良い世界を作っている。
こういう音を聞かせてくれるのは、非凡なアーティストの珠玉の仕事の結果だと思う。
次の作品も期待したい。
森薫拾遺集 (ビームコミックス)
カバーを見ていただくとわかるのですが、ウサギちゃんのお背中のむっちり感が流石です。
本編中はメイド濃度70%、メガネ5%、バニー5%、その他(制服、水着 .etc.) 20%くらいでしょうか?
前半に短編集、後半は解説つきイラストやあとがきチャンチャラまんが系のエッセイ?集といった感じでどこからでも読み始められるお得感があります。
サイン会にいくと、こんなにお得なんだ!!
という感じのイラストの数々が拝見できて、しあわせっす。
個人的には、中盤の原作別の中編はどうでもいい感が強いです。
それ以外は森さんの書き込みがすご〜くて、以前エマで経産婦とそうじゃない年代とのかき分けで衝撃をうけましたが、今回はバニーちゃんのお肉のむっちり感が衝撃でした。
あと、シャーリーのフィギュアのチャンチャラまんが、あるある!と大爆笑です。
p.s.大事な内容忘れてました。
後半にあるコルセットと暖炉の各5ページずつの書き込みエッセイが素敵です。
参考図書までありまして、腰痛予防と姿勢矯正にコルセットの情報ほしい、と思っていたおいらには、超ひろいものです。
ラッキー。
英國戀物語エマ DVD-BOX
20世紀初頭の英国で、裕福な家の跡取り息子「ジョーンズ」が、かつての家庭教師であるところの恩師である女性の家を訪ねた。
だが、そこで出会ったメイドの女性「エマ」に一目ぼれ。かくて始まる恋物語である。
当時の英国は厳しい階級差に彩られた社会であった。貴族と庶民では「身分違いの恋」になる。
ましてや結婚などは「夢のまた夢」であった。
足しげくエマの元に通うお坊ちゃま。大人しく控えめで無口なエマだが、美人だから寄ってくる男は多い。
が、なぜか悉く退けてしまう日々。だが、お坊ちゃまだけは違った。相性が良かったのだろうか?少しずつ近付いていく2人の心。
けれど、運命は2人を引き離そうとする。2人の出会いから別れまでの第1章である。
全体の雰囲気は非常に上品かつ優雅な雰囲気です。
OPとEDに歌を入れなかったのも作品としての雰囲気を考えれば英断だろう。
OPから貴族たちの舞踏会のシーンと、庶民の日常風景とを対比させて
当時の社会風刺をしているのは見事だと思います。
ただ、人物の顔が「やや縦長」なのと、風景と比して浮いているような印象がしているのがマイナス。
全体的に非常に出来のいい、優れたアニメーションです。
乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
アミルやタラスが少々年重の行った乙嫁だったので、第3(第4?)の乙嫁は若さいっぱい元気いっぱい、そのぶん少々オツムが弱そうな、でも明るい乙嫁のお話です。作者も書かれてますが、巻末ちゃんちゃらまんが、の雰囲気が本編に溢れだしたような楽しい巻になりました。
しかし、アミルの実家のお話もあり、そちらは少しずつ悪い方向に行っているような、深刻さが垣間見えます。
一方、パリヤの方は、一歩後退二歩前進的で少々ヤキモキさせますが、婿候補がツンデレ好きで良い方向に向かいそう。次巻以降乞うご期待、ですね。
タラスの話はあれで(ほとんど)お終い、これはスミスとの縁が切れてしまったということですかね。
同時進行でいろんなお話が進んでいきますので、出来れば本巻だけでなく全巻そろえていつでも参照できるようにしておくのが望ましいです。
非常に手のかかっているマンガということがとても良くわかる本作ですが、しかし続きが気になって、続巻が楽しみで仕方ありません。
早く書け、とは言えませんが、これからも、しっかり書いて欲しいですね。頑張ってください。
シャーリー (Beam comix)
「良い!!」としか言いようが無い、と言ってしまったらそれまでになってしまうので、あえて書くかせていただくとすれば、”メイド物”と聞くとマニアックな物にに見えるとおもいますが、まったくもってそんな感じの作品では有りません。むしろけなげで、メイドと言う立場だから描けるホノボノと、しかもすっきり読める作品に仕上がっています。最近の荒んだ世の中で生きている私達にほんの一時、落ち着きと安らぎをあたえてくれる素晴らしい作品だと思います。