Re-Cover
カバーアルバムといえば、往年の名曲を、流行のアーティストが歌い、どう表現するかが楽しいアルバム。
このアルバムは逆。
往年の(失礼!)アーティストが流行の曲をどう歌うかが楽しみなアルバム。
私は細坪基佳さんが目当てで買ったのですが、他のメンバーもかつて良く聴いたアーティスト達。
何よりもうれしいのは、皆さんが20年前と同じ、変わらぬ声で歌っていること。歳を感じさせない。聴いている方が若返ります。
ただ、選曲が「わかるわかる」と納得できてしまう選曲で・・・もっと冒険してもらった方がワクワクしたかもしれない。
いちばんインパクトがあったのは永井龍雲さんの「もらい泣き」です。一青窈に負けない個性!!
あ~、この人今どんな活動しているんだろうと参加メンバーの近況を確認したくなる1枚でした。
逆に若い世代がどんな印象で聴いたか知りたいなぁ。
ワーナー・イヤーズ 1975-1980
西島三重子のワーナーパイオニア時代の全曲のCD化です。何と言っても嬉しいのは、初CD化の34曲。「昨日よりごきげんでしたか」「口笛を吹かないで」「白いプロローグ」・・・。聴きたかった懐かしい曲の数々。西島三重子がブックレット中で語っています。「ベスト盤CDに選ばれなかった歌たちも私にとっては大切な子供のようなものです。そうした歌たちの中に自分の青春を忍ばせているファンの方たちもいます。」 そんなアーチストやファンの想いを大切に汲み取ってくれたCD集。アルバムのジャケット、歌詞カード、LPレーベルの再現。アルバム未収録の3曲もボーナストラックとしてCD化。ブックレットの内容も上々。CD集全体が聴く者を35年前に戻してくれるタイムカプセルのようです。アーチストへの敬意とファンへの細やかな配慮を込めてこのCD集を企画・制作されたスタッフの皆さんに感謝の意を表します。そして、あらためて西島三重子の初期の曲が綴る瑞々しい抒情と繊細な感性の世界には感無量です。
西島三重子 スーパーベスト・コレクション
購入に際して、商品の到着までかなり緊張をしましたが、商品の到着も思ったより速く、包装もしっかりとしており、安心をいたしました。 地方ですので、思う商品がなかなか手に入り難いものですから、たすかります。