三銃士 上 (角川文庫)
『三銃士』というタイトル、なんで四人出てくるのに『三銃士』?『四銃士』ではないのか? と思ったことはありませんか。私はずっと思っていました。
実はこれは、『ダルタニャン物語』というシリーズものなのです。『三銃士』はその第一作目。「主人公のダルタニャンが三人の銃士と出会って冒険する」という話なのです。タイトルが主人公の視点でつけられているのです。
日本ではこの『三銃士』だけ有名です。
現代の感覚だとかったるいところもありますが、主人公のダルタニャンは味のある男だし、アトス、ポルトス、アラミスという変な名前の仲間も風変わり。
なんだか古典というにはめちゃくちゃで面白い話です。
ラッシュ 三銃士クリーム(100g)
もう何年も使ってますが、ベタつかず、それでいてしっとり感もあるので良いです。
香りが少し柑橘系なので、いい匂いって感じではないですが、使用感がいいので気に入ってます。
Three Musketeers
3D映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のサントラ。
スコア+主題歌1曲の全23曲。
スコアの作曲はヴァンパイア映画『アンダーワールド』のポール・ハスリンジャー。
日本版予告編に使われている音楽が『パイレーツ・オブ・カリビアン』に激似で
イヤな予感が漂いますが……杞憂でした!
ポール・W・S・アンダーソン監督にとっては初の歴史物にして初の冒険活劇となる本作ですが
時代設定を無視して、軽くて、ハチャメチャなアクションシーンが連続する本編を、
ハスリンジャーの音楽が、ガッチリと、弱点を補ってくれている印象です。
重厚だけど、トボけたウィット感もある。
劇中当時のパリの雰囲気も感じられますし、アクション映画としてのハラハラ感もバッチリあります。
作曲センスの幅の広さに感服しました。
ハスリンジャーの現時点での代表作であるのは間違いありません。
アルバムの最後に収録されている主題歌はテイク・ザットの“When We Were Young”。
ダルタニアンと三銃士の物語のシメの音楽としてピッタリだと思いました!!
こちらも必聴です!
三銃士 [DVD]
ご存じデュマの三銃士です!
痛快剣劇!!!キーファー・サザーランド、チャーリー・シーンほか、みなさん頑張っています!!!
ディズニー映画なんですね!だんだん冒険ものの大人も楽しめるもの、というか大人こそ楽しむもの、になっていったんですよね、ディズニー映画も!
三銃士を初めて見たのは、私の場合ジーン・ケリーがダルタニヤンを演じ、ミレディーはラナ・ターナー!の映画でした!
うーん、やはり、ラナ・ターナーの悪女ぶりは・・・・子供の私から見ても、悪い女なんだけど、魅力的だ・・・・!!!というのを、悪女の魅力というものを初めて見せられた映画、だったですね!
ラナ・ターナーもすごいし、それを画面で魅せるジョージ・シドニーも、名匠だと思うのですが。それと比べると、あの濃厚なブラックチョコレートのような、毒婦!の味は、こちらの映画ではなかったです。
でも、とにかく、馬で駆け回ったり、剣のアクションとか、楽しかったです。
国民が拷問されている地下牢で、怪物のような男をアトスが頑張ってやっつけますが・・・あの人、悪いリシュリューなんかに飼いならされて、頭が弱いだけだったんでしょうね、と思い、なんかそういう人もいっぱいいただろう、と思い、活劇だけど一般国民にとって悲惨な時代でもあったろうなー、とちょっと思いました。
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 [DVD]
小学校から街の図書館にまでその本は置かれ、過去に何度も映画化された「三銃士」
今作品は冒頭から軽快な滑り出しで心をつかみ、
美しい風景,美しい宮殿,美しい衣装…目を充分に楽しませ、
物語は古典的な筋書きでありながら、そこに安心感を生み出す。
娯楽作品として、とてもバランスの取れた作品だと思います。
アトス,ポルトス,アラミスの三銃士とダルタニアン、見事なキャスティング。
今作品ではその他の登場人物に於いても、違和感を感じない見事な配置だと思います。
個人的にはオーランド・ブルームの悪役、良いですねぇ。
何だか見ていてゾクゾクします、通常感じる男の色気1.5倍増?
そして、完全に浮世離れしているルイ13世は憎めなくて、とても可愛く見えてきます。
幼くして政略結婚、しっかり者のアンヌ王妃の献身的な愛が健気に映ります。
そして…ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチ、大輪の薔薇の様に美しい!の一言。
それは見事なドレスを何着も着こなしていますが、衣装に負けない美しさです。
ただし!彼女の役柄は、強いて言うなら“峰 不二子“何重スパイ?彼女って一体…
物語は策略,陰謀,裏切り,戦争…古典中心に進みますが、
個性的な人々を観るという楽しさが有ります。
映像技術を駆使して作り上げた宮殿内や、飛行船の美しさと、
人が作り上げた数々の衣装の美しさの競演も見どころ。
また各所に仕掛けられたトラップ、これが古典と現代の融合風?で飽きさせない。
沢山の見どころがバランス良く配された、本当に楽しい作品でした。