うちの3姉妹 ⑯
突然の最終巻でちょっとびっくりしました。ブログフォローしてなかったので。
チーちゃんの小学校入学を機に、前々から考えてらっしゃったそうです。寂しいし、残念だけど「作品」としてとらえた場合、しかたないのかな、という気もします。単なるブログなら本人が書く気がある限り書いていればいいけれど、出版され作品として自立している世界なので、何らかの形で終わりは必要だったのでしょう。
今まで、いろいろな漫画家さんの子育てマンガを読んできました。どの作品でも思っていたのが、「初めは面白くても、お子さんが大きくなるにつれパワーダウンしてくる」ということ。下の子が(ぷりっつさんの家よりたくさん)いても、一番上の子が小学校に上がるくらいからその傾向が出てくる。
自分でも子育てして分かる部分もあるのですが。やっぱり子供が面白いことをしてくれたり、自分が子供のことで一喜一憂するようなことって4〜5歳くらいまでが多い。
小学校に入ると子供も自分の社会が出来てくるし、ネタにしづらい気持ちも分からないでもない。
それに、下の子になるとなんというか育児に慣れが出て、一番最初の子のようにちょっとしたことで「わーっ」とか「へーっ」とか思わない。ある意味感動がなくなっているというか…。
でも「うちの3姉妹」は最後まで面白かった。ところどころ吹き出してしまって、横にいた娘に「気持ち悪い」と言われてしまいました…。これだけ笑わせてくれたこの作品はすごい。
それを支えているのは、娘さんたちひとりひとりをしっかり見守り、感動を失わないぷりっつさんの母力の高さ、な気がします。
育児に疲れた時、仕事に疲れた時、3姉妹の言動に癒され、彼女たちを見守るぷりっつさんの姿勢に励まされ、今まで本当にいろいろ助けていただきました。ぷりっつ家の皆様に、本当にありがとうございますと言いたい。
育児エッセイ…マンガ…ブログ…分類できなくなりましたが、この分野での名作であると思います。
有終の美の最終巻でした。
うちの3姉妹 8 [DVD]
チーちゃんがオムツが臭う時に「くしゃい!」と呪文を唱える(笑)内容のお話を観た我が家の息子が、今までオムツが汚れても黙っていたのにチーちゃんの真似をして「くしゃい」と教えてくれるようになりました。
大人が観てもじゅうぶん面白いです。
面白いTVがやってないぞ…って時に子供と一緒に観ています*