KOCHAB [DVD]
昨日改めて観たらびっくりした!
3D映像のよにめくるめく曼荼羅が拡がる。
そりゃシラフぢゃ環境ビデオにしか映らないかもしれないが、観る人が観れば確実に吸い込まれる映像美。
この映像作家は天才かも。
全編静かで穏やかとゆうのもポイント。
アンビエントかつ絵本の中へボンヴォーヤージュ。
カメラ日和 2012年 07月号 [雑誌] VOL.43
一人目の子が生まれた時、赤ちゃんを撮ろうとすると、動き回ってピントあわなかったり、都合良くこっちを向いてくれなくて、大人の気持がわかってくれないなぁとか思ってました。が、だんだん成長するにつれて、大人の都合重視の大人が撮りたい写真は子供がおっきくなって言葉がわかってくれば撮れるけど、赤ちゃんの時にしか撮れない写真はもう撮れないというのに気付きました。
2人目は赤ちゃんの時にしか撮れない写真を撮ろうとしてます。
この本を見ると、そういう赤ちゃんの時にしか撮れない写真がいっぱいです。カメラ向いて笑ったニコパチ写真だけが子供の写真じゃないというのを見ててつくづく感じます。ママとのふれあい、お兄ちゃんお姉ちゃんとのからみ、そういう全ての瞬間が大事だと気づく本だと思います。
季刊 真夜中 No.11 2010 Early Winter 特集:音楽と言葉とエトセトラ
季刊の文芸誌。かなりファッショナブルな文芸誌なので、自分にはあまりに合わないけど、創刊号から買っているので、購入。掲載されている記事もすべてが自分好みというわけではないが、毎回、ドキッとするような記事にめぐり合える。
今回の特集は「音楽と言葉とエトセトラ」。音楽について、さまざまな人がエッセイやコラムを寄せている。
冒頭の豊崎由美氏の文章はクリフォード・ブラウンを題材にした美しいエッセイだった。
特集で良かったのは。「真夜中にカラオケボックスで」(選曲・解説 菊地成孔 絵 ほしよりこ)。カラオケで曲の裏で流れている映像のワンシーンを歌詞と共に絵にしているが、それがほとんど、自分が知っている曲。と、思ったら、菊池氏は 1963年生まれとのこと。なるほど、同世代。この当時の人って、今とは違って、みんな同じ曲聞いていたもんなぁ。
また一番、面白かったのは、「カヒミ・カリィが選ぶ、心に残る100枚」。なるほど、彼女はこんな曲聞いていたのね。
特集以外では、松尾スズキが書いた先日亡くなったつかこうへい氏へのオマージュ、「ひかれものの血 ―― つかこうへい追悼」も良かった。意外にも二人は会ったことがなかったらしい。