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疑装―刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-11) |
大きな宿題を残す作品である。
もちろんそれは、「久遠」につながり、 この作品を読めば、「久遠」を読みたくなる仕掛けになっている。 商業主義に堕ちたかなと残念である。 ただし、本作品は単体でも結構楽しめる出来である。 血烙や被匿では、ちょっとクオリティが落ちてきた観もあったが、 この疑装では、やや持ち直した観がある。 とはいえ、犯人は途中で想像がつくんだけど。 「久遠」の登場人物を見ると、オールスターキャストなんで 楽しみではある。 刑事・鳴沢了をどう収斂させるのか、 作者のお手並み拝見である。 |
久遠 上―刑事・鳴沢了 (1) (中公文庫 と 25-12) |
このシリーズで一度でも出た人ならほとんど顔を出すという
超豪華オールキャストで、 物語の始まりからエンジン全開で話が進む。 この上巻では、かなり大きな風呂敷を広げているが、 どう収斂させるのか見ものである。 星は、追い詰められた鳴沢にあまり、切迫感や焦燥感が感じられないので 4つとしたが、 下巻を読んでどうなるか。 |
久遠 下―刑事・鳴沢了 (3) (中公文庫 と 25-13) |
上巻で大きな風呂敷を広げ、どうなるかと興味津々だったけれど、
下巻でかなり風呂敷が小さくなってしまったかな。 豪華オールキャストで非常に楽しめたけど、 ストーリー的には、ご都合主義と思う人がいるかもしれない。 ただ、チームとして動く鳴沢の相棒達はそれぞれが魅力的だったことは確か。 その点を評価したい。 ある意味、鳴沢よりもバイキャラたちのほうが魅力的に書けていたりする。 また、終わり方に関しては、賛否両論だろうが、 このシリーズのメインテーマを考えると、 「あり」という結論に達する。 4月半ばから、シリーズ全巻を読み終えた感想としては、 とても楽しめるシリーズであり、 自信を持って他人に薦められるということだろうか。 もうすぐ夏休みだが、大学生の人は全巻読破すると、 警察志望になっちゃうかも。 このシリーズ、連続ドラマでやってくれないかな。 2クールぐらい使って。 もし実現するなら、今はぜひ芋洗坂係長でお願いしたい。 |
もしもこんな 堂場瞬一 がいたら・・・
個性派シンガー・ソングライター 堂場瞬一。イベントでは撮影タイムに純白のビキニで登場し、キュートな笑顔とチャームポイントの“クビレ”でファンを魅了した。
中でも「一緒にやっている気分が楽しめます」という「野球拳」はオススメだ。
う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、
『 二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ない。 』( アーネスト・ヘミングウェイ )
っちゅうことですねー確かに。
「天空の祝宴」 堂場瞬一
「天空の祝宴」 堂場瞬一 3.0 珍しい「フリークライミング」小説。舞台ヨセミテ。 ヨセミテと言えば、10月頭に平山ユージが自身の記録更新をかけてエル・キャップ・ノーズのスピード登攀にアタック。ユージ、ガンバ!! *** どーして死んじゃうんだろうな ...
「天空の祝宴」 堂場 瞬一
堂場瞬一のスポーツ小説だ。 堂場瞬一は刑事物の他に、スポーツ物も得意のようだ。 野球小説が多いが、今回はフリークライミングである。 岩本空(そら)は、親友・江藤の事故死以来、山を降りて義父が経営する山岳用品店に併設した、フリークライミング ...
堂場瞬一
刑事・鳴沢了中公文庫 著者:堂場瞬一出版社:中央公論新社サイズ:文庫ページ数:372p発行年月:2008年06月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)夜明けに鳴ったインターフォンが事件の始まりだった。 ...
堂場瞬一さんになろう!
●堂場瞬一プロフィール 1963年茨城県生まれ。青山学院大学卒業。会社勤務のかたわら執筆した「8年」で第13回小説すばる新人賞受賞。スポーツ青春小説、警察小説の分野で活躍中 久遠 上―刑事・鳴沢了 (1) (中公文庫 と 25-12) 堂場 瞬一 ...
破弾/堂場瞬一
今回は堂場瞬一氏の「刑事・鳴沢了シリーズ」第二弾の破弾です。 前作の雪虫で新潟県警を辞職した鳴沢。 はたして、今回はどうなるのでしょうか。つーか、辞職したのに刑事シリーズってどういうこと?などと疑問に思いながら読み始めたわけですが。 ...
雪虫/堂場瞬一
大体、ブックフェアなどで一押ししている本は、よほどのことがない限りはハズレはない。これ、定説。 さて、そんなフェア文庫に目を奪われていた私だが、そんな私の気を引いたのが今回の一冊。 堂場瞬一『雪虫』。ジャンルは警察小説。 ...
少年の輝く海/堂場 瞬一
堂場 瞬一 集英社 2008-05-20 価格 ¥ 480 評価 Amazonで詳しく見る by G-Tools. 【【あらすじ】】. 瀬戸内の島。東京から山村留学にきた中学二年生鳥海浩次は、退屈な島暮らしにうんざりしていた。 ある日、地元の同級生・計が、蔵から海図を見つけ出す ...
「雪虫」 by堂場瞬一
俺は刑事に生まれたんだ-祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教団体の教祖で50年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を ...
「讐雨 刑事・鳴沢了」堂場瞬一
讐雨―刑事・鳴沢了 (中公文庫)/堂場 瞬一; ¥900; Amazon.co.jp. よく行く本屋で、すごくオススメされていました。 刑事・鳴沢了シリーズとのことです。 本屋には申し訳ないけど、中古で買ってきましたm(u_u)m. 店にならんでいるものを、とりあえず買っ ...
大人読みー
孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫), 孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫) (2005/10) 堂場 瞬一 商品詳細を見る ... 帰郷―刑事・鳴沢了 (中公文庫), 帰郷―刑事・鳴沢了 (中公文庫) (2006/02) 堂場 瞬一 商品詳細を見る ...